戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

実感!

今日は地附山で観察会を行いました。
トレッキングコースを整備されている愛護会のかたがたも参加していただき、
お話を伺いながらの楽しい散策となりました。



お目あてのイチヤクソウやウメガサソウ、ツルアリドオシの白い花は
もちろんきれいですし、
食虫植物で有名なモウセンゴケの花もちょうど咲きだしていました。

しかも、参加されたかたの目がいいので、



カキラン


ヤマトキソウ

シャクジョウソウ(ギンリョウソウの仲間)の花も見つけていただき、


案内するほうが驚いてばかりいました^^;



熱心に観察中です^^





全体には乾いた山なのですが、所どころに水が染み出る場所があって、
湿地のランやモウセンゴケが生えるようです。



さらに地附山の面白いところは、
50年ほど前の「大遊園地」の跡、
動物園や釣り堀、ロープウェイの駅舎の跡が残っていることで、



スキー場跡地の看板では、「ここに写っているの、俺だよ!」なんて話も^^
神社や古墳についても、わかりやすく解説していただきました。



大変な災害だった地附山地滑りから30数年、
この場所を愛する方々によって、魅力がさらに作られ、
長野市の宝の一つになっていることを実感しました。
その魅力をもっと引き出せるようにこれからもお手伝いできればと思います。

ありがとうございました。