戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

企画展の紹介?

今日は企画展の紹介第3弾

 

といっても^^;

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年表の中からピンポイントに抜粋した上

横道にそれるので^^;紹介とは言えないかも

 

 

今回の年表ですが

新館ができたところからは

この企画展のために作りましたが

その前は過去にまとめられていたものを利用しています

 

その中には時折これは館の運営とは

無縁っていうものも書かれています

 

ハイタカが飛び込んでくるとか

館内でウサギコウモリが発見されるとか・・・

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うちらしいといえばいえるのだけれど

 

今ではよく見るハクビシンも戸隠で初めて確認されたのは

平成13年7月29日だったことも書かれています

 

ハクビシン

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こんな愛らしい子ですが

 

果物大好きだし

木登り上手で屋根裏に入り込むし

今やけっこうたいへんなことになっている動物です

 

長野県ではかつて天然記念物にもなっていた子・・・

今では有害鳥獣として駆除される

人って・・・

 

博物館では自前で標本をつくっていますが

その入手経路の一つは駆除個体の引き取りです><

 

これまで一番個体数がやってきているタヌキさんは

大抵交通事故で運び込まれていますが

30年かけてこれまで85個体ほど

結構な数です

 

では

ハクビシンはというと

戸隠で見られるようになって18年ほどになりますが

ほぼ駆除個体で80個体ほど

 

ここ数年はとくに年間10個体以上やってくるので

 

多分

今年でタヌキを抜いて1位に踊りでることでしょう

そして

そのまま独走状態かな・・・

 

 

 

もともといなかったはずの動物なので

駆除しか道はないのだけれど

なんとかならんもんかな・・・