先日、休みを利用して、この周辺の地質を学ぶみなさんと、
隣町の地質を見学に行ってきました。
朝の斑尾山、まだ霧の中です。
暖かくなる中、霧もはれて、くっきりとした姿が見てとれます。
戸隠・飯綱・黒姫・妙高・斑尾をまとめて「北信五岳」
(これには諸説あります…)
妙高戸隠連山国立公園の一角ですが、わりと地味目…
古い火山がその原因でしょう。
唱歌「ふるさと」で、作詞者の高野辰之が
「ウサギおいし、かの山~♩」と詠んだことでも知られます。
この歌詞を、昔は「ウサギの肉は、美味しい!」
と誤解していた時期もあります… ( ゚Д゚)
そんな山のふもとには、まだまだ大地の謎が潜んでいました。
大地の生い立ちは、明治時代後半を生きた保科五無斎以来、
多くの人々が調べているのですが、
わからないこと、不思議なことがいっぱいあります。
最近できた大きな崖に、ローム層が露出していました。
この中には、飯縄山が噴火した記録が詰まっています。
これらの地層を読み解く、という作業は大変かもしれませんが、
読み解けると、とても楽しいと思いました。