戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

市街地をうろうろ!

今日は暑くなりました!

 

長野市城山にある、長野地方気象台の観測データでは、

午後1時30分に28.8℃… 今年の最高気温とのことです。

 

暑いわけだ…

 

そんな中、野暮用で市街地へ出かけたので、

ちょっと取材…

 

裾花川の水の行く末を確認しにいきました…

 

裾花川から取水された水は、長野盆地北西部の田畑を潤し、

千曲川へ流れていく場合もあります…

 

柳原排水機場へ…

今日は天気がよかったので、飯綱山戸隠山などが見渡せました…

 

 

あの山々から流れ下った水が、ここまで流れてくるのです…

 

 

長池からの風景…

 

この土は、犀川千曲川だけでなく、裾花川の運んだものも含まれています…

 

その痕跡を探しました…

 

 

長池水原(みなもと)神社を見つけました…

 

この神社の南側に、裾花川の段丘が続いているとのことでしたが…

 

 

発見できず… 

 

もう一度、行かないといけませんね…

 

この付近、広々としてよいところです…

 

飯縄山の存在感がすごい!

 

いつも標高920m付近から眺めているので、山頂までの標高差は約1000m…

 

長池は標高350mもないですから、山頂までの標高差は1560m、

 

500m以上も違います…

 

その差か…

 

この差が、大きく見える理由…  飯縄山も信仰の対象になったわけですな…

 

 

しかも、山の形も全然違います…

 

これも、飯縄山の生い立ちと深く関わります…

 

大地の物語が全てを教えてくれます。

 

ぜひ、みなさんも風景の違いを考えていただきたい…

 

そんなことを、平らな場所から考えました…

 

 

 

 

おまけ、

 

野暮用の本題で伺った場所…

 

その近くに、こんな碑がありました…

 

知らなかったなぁ…

 

 

作曲者の北村季晴氏もここに居たらしいです…

 

歩いてみないとわかりませんね、

 

 

🐕「犬も歩けば、何かに当たるじゃ…心せよ、秘書…」

 

 

今日もおあとがよろしいようで…