戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

こんどは静かに・・・

今日は一日、冷たい風が吹き小雪が舞いました。

しかし、暦の上では春ですし、

県内でも南の地域はウメが咲いていると聞きます。

館のウメはどうなっているだろう、と見に行くと

枝で鳥が動く気配!

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ウソでした。

首周りのピンクがきれいです^^

あまり動かず、写真を撮らせてくれてありがたいです。

満足して木から離れようとして初めて、

他の枝にも仲間が止まっていることに気づきました。

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鳴きもせず、とっても静か。

先日のエナガの群れとは大違いです。

でもウソたちが静かに何をしているかと言えば、

じつはサクラの芽をお食事中。

来春の花芽を好んで食べてしまいます><

かわいい顔をして、なかなかのやりて(?)です・・・

 

鳥の食事と言えばこの頃、

近所でカラスの食事風景をみます。

何かをくわえて空から何度も落とすのですが、f:id:Naturalhistory:20210204165401j:plain

クルミを道路に落として、割って中身をほじって食べているようです。

冬を越すと殻が割れやすくなるのでしょうか?

車にひかせて割る、という話も聞きますし、

そのうちカラスに使われるようになるかもしれません・・・^^;