戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

春なのに…寒い

2月10日 暦の上では春なのですが、今朝は冷えました。

 

-10℃を下回ります。

 

放射冷却とは、怖いものです。

 

この気温になると、冷えた金属製品にさわるのが怖い…

 

博物館の水道管も心配…

 

 

しかし、柴犬館長の視察はその時が旬!

 

日の出直前から直後が、日課となっております。

 

寒いよ~

 

そんな中ですが、冷え込んだ朝は、氷の結晶が形からして違います。

 

ピリッとした寒さがつたわるような結晶…

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美しい… 

 

 これが車のボディで結晶したものとは、

  お釈迦様でも、気づくめぇ… (なにせ、インドの方ですから…)

 

 

閑話休題

 

今日は、ノウサギの足跡もたくさん…

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そこいらじゅうを駆け回っていました…

 

春になって、恋の季節なのでしょうか。

 

そういえば、近所でツキノワグマが目撃された、という

 

注意喚起の有線放送が流れています。

 

目が覚めて、うろついているとのことです。

 

クマの仕業ではないと思いますが、

 

鳥がやられて、むしられた跡を発見…

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「生きるということは食べること…」って、誰かが言っていました。

 

「私に3分間だけ、時間をください。」

 

とは、館長のセリフです。

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冬には冬の、春には春の生き方があるようです。

 

その自然の仕組みを学ぶ時期がやってきました。

 

冬から春の戸隠、その変わりようが面白い、

 

奥社の周辺では、昨日は40㎝も雪が積もったと、聞きました。

 

里では、春の日差しはなってきて、雪が少なくて心配していました。

 

標高1,300mの世界は、ちょっと違っているようです。