戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

季節は進んでいるようです

前線の活動の影響がつづき今日もすっきりしないお天気になりました。

しかし昨日と違うのは、

お客様の足が遠く、いたって静かということ^^;

市内の小学校の夏休みが終わったこととも関係があるのかもしれません。

 

雨がやんで活性化したのか、

さまざまな鳥やセミが元気に鳴くのですが、

それもちょっと寂しく聞こえてしまいます。

風も涼しく、季節が進んでいることを感じさせます。

 

花壇ではいつの間にかハギが咲きだしていました。

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ダイズのさやがもこれからふくらんでいくでしょう。

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実りの季節が近そうです。

 

サルスベリは漢字で百日紅と書くだけあって、

まだ濃いピンクの花が鮮やかです。

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この花が散ったら、本格的に秋でしょうか。

 

そんな静寂を破ったのは、久々のドクターヘリのプロペラ音です。

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到着予告の電話から、姿が見えるまでいつもよりも時間がかかり、

さらに着陸場所も、いつもより旧館に近く、

みなで、無駄にはらはらしながら見守りました^^;

いつもとは別のパイロットさんだったのかもしれません。

患者さんの無事を祈ります。

 

季節の変化は毎年繰り返されることですが、

その中で大雨や災害、思わぬ事件、病気など、

毎年異なる様ざまなできごとが、規模の大小がありますが、

身近にもおきています。

平穏無事が何よりですが、

そうもいかないことをしみじみ痛感するこの頃です。