戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

とり、いる…

大雪直後だったかもしれませんが、昨日は全く訪問者がいませんでした…

 

せっかくの土曜日だったのに、ちょっと残念

 

コロナの感染拡大もあるのでしょうが……(-_-)

 

 

 

スーッと自動ドアが開き、びっくりしたところ、

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すると、一羽のトリが来館です。

 

ハクセキレイでした…

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寒さのあまりに、博物館に暖をとりにきたのか?

 

それとも、エサをさがしていたのでしょうか?

 

その辺は、謎です…

 

鳥が家の中に入ることは、「とりいる」という言葉につながり、

縁起の良いことだ、と昔、「サザ●さん」という漫画で読みました。

 

なにか、良いことがあるかも… と期待!

 

 

そして、今日…

 

朝起きると、太平洋沿岸に津波警報との報道 

 

ちょっと、びっくりしました… 

 

地震ではなく、遠い南の島で大噴火があって、それで発生した津波だとか…

 

きいたことがありません…

 

昨日かいたブログが影響したのでは?とちょっと心配に…

 

 

今朝の寒さはまた格別…

 

久しぶりの青空です。

 

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除雪でできた雪山に柴犬館長も登山です…

 

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山頂まで無事登りました…背景は、戸隠連峰のモルゲンロート…

 

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寒かったけれど、心の洗濯になりました…

 

500万年前の海底火山が、地球の動きでこんな山脈に…

 

ちなみに、第四紀火山である飯縄山の今朝の姿…

 

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考えてみると、ここは海だったし、火山だった場所です。

 

昨日のトンガと同じような事件も、かつてあったかもしれません…

 

🐕「地球は生きておるのじゃ、何が起こるかなんぞ、人間などに予知などできぬ…」

 

館長のおっしゃる通りでございます。

 

 

今日の日曜日は、昨日とうって変わって来館者がありました。

 

この雪の中、本当にありがとうございます。

 

ハクセキレイのおかげではないか、と職員の間では話題になりました。

 

今日もおあとがよろしいようで…

 

追伸

この記事を書いている時点で、トンガの災害状況は不明です。

1000年に一度の規模の大噴火ではないか、というニュースが流れています。

大きな被害が出ていないことを祈ります。