戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

雪が降ると…

朝の視察時、柴犬館長とまだ雪のつもっている農道をあるきます。

 

(舗装道路は、もう雪は溶けてしまっています…)

 

 

げそ痕がいろいろいて、楽しいものです…

 

🐕「これは、キジかヤマドリか?」

 

 

🐕「わしには、ムンクの叫びにしか見えん…」

 

 

🐕「来年の干支じゃ、ウサギらは張り切っておるようじゃ、年の瀬は…」

 

その姿は見ないのですが、げそ痕はしっかりとそのことを証明…

 

🐕「普段はどこにおるのじゃ… こやつらっ

         プルプルプルっ (首を振る柴犬館長)」

 

その動きが早くて撮れません…

 

 

閑話休題

 

昔の戸隠の写真 第2弾です…

 

 

村にトラクターがやってきたときの記念写真…

 

マシンが好きな男の子たちが、かわいらしい…

 

 

さっそく、水田で使用…

 

アタッチメントを取り換えることで、いろいろと使えます…

 

昭和30年代後半から40年代の初めごろのものでしょうか?

 

 

 

こちらは、もう少し古い画像… 車が珍しかった当時のもの…

 

バスの車掌さんが制服姿で写っています…

 

後に、古いバスがみえます… 荷物か、お客様の受け渡し時の一コマか?

 

この画像は、戦前までさかのぼるかもしれません…

 

 

今ではなくなってしまったものの写真もありました…

 

善光寺白馬鉄道の南長野駅の画像 

ここが始発で、白馬まで計画されていた鉄道です。

 

しかし、昭和11年善光寺温泉まで開通し、

昭和17年に裾花口(小鍋付近)に伸びたものの、戦争のため昭和19年には廃止…

 

おそらく開通当時のものでしょう… クーポンなんて言葉が当時あったようです…

 

奥にはガソリンカーの姿も見えます…

 

この会社はいまも物流企業として続いているとのこと…

 

 

貴重なものがありました。

 

 

炭焼き小屋の風景…

 

薪では重いので、現地で木を伐り、蒸し焼きにして炭にし、俵につめて出荷…

 

化石エネルギーが主体になる前のもの、

 

循環型の世界を、植物が支えていたことがうかがえます。

 

山がエネルギーの源… 人の生活の基盤だったのでしょう。

 

 

 

🐕「おいおい、今日は言葉が難しいぞ… つまらん!」

 



🐕「ワシはコタツで寝る…」

 

柴犬館長、それはネコですよ、ネコ…

 

今日もおあとがよろしいようで…