戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

今年のシロップもうまかった

本日は

「メイプルシロップと鳥の巣箱そうじ」の日

ひさびさに定員いっぱいでの1人開催で

少してんぱった気がします^^;

 

 

ただ やることは 単純で

樹液の回収と巣箱の回収と設置

高所作業もありましたが

参加者のがんばりのおかげで 無事終わりました

感謝><

 

今年の巣箱はというと

5個中4個が未使用と

鳥たちには不評だったようです

 

来年はどうなるかな?

今年とは違う場所へ設置したものが多くなりましたが・・・

 

 

で 

メインイベントは 樹液やメイプルシロップの試食

 

イベント前に撮れた今年の樹液量は

イタヤカエデ 11L 煮詰めると250ml

ヤマモミジ 3L 煮詰めると75ml

ウリハダカエデ 100L 煮詰めると2.5L

となりました

 

多い少ないはありますが

それぞれに味比べができました

左から 

イタヤカエデ ヤマモミジ ウリハダカエデ(終盤) ウリハダカエデ(初期)

 

イタヤカエデやヤマモミジは急いで煮詰めたせいか 濁りが出ました

味わいとしては 今年のイタヤは黒糖風味で

ヤマモミジはさっぱり 香りもうすめ

ウリハダはその中間という感じで 

終盤のものの方が透明感があるような気がしました

(あくまで個人的な感想です)

ただどれもおいしかったので

好みで分かれそうですね

 

 

でも あまり樹液がとれない

ヤマモミジは次はやめようかなと思っています

イタヤは悩み中

 

最近クルミでも同じようにできることを知ったので

来年はメイプルシロップ(ウリハダだけ?)とクルミツ(クルミシロップ)で

楽しんでみようかと画策中です

 

なので暖かい時期からいい木を物色しないとね

冬の味覚のために