戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

今日も好天です。

秋深し となりは何を する人ぞ  BY 松尾芭蕉

 

そんな句が似合いそうな、今日の戸隠…

 

雲一つない、晴れ…

 

 

爺が岳がよく見えます…

 

 

冠雪があったようです…

 

もう、北アルプスは冬支度です…

 

あの山から、海だった戸隠に火砕流が流れ込んだ時代もありました…

 

約160万年前の大事件です…

 

昨日中社に行った際、まだ花が咲いているソバ畑もありました…

 

どうしたのでしょうか?

 

温暖化現象による狂い咲きか?

 

 

その近くでは、スミレも咲いておりました…

 

 

10月14日には、小田切周辺をうろつきました…

 

国見の集落の南側から、戸隠連峰が見えます…

 

この先の道をたどっていくと、池がありました…

 

 

今年はすっかり干上がっていますが…

 

気が付かなかったなぁ、長野市は広いです…

 

名前を調べると、「国見の池」  ため池ですが貯水量は2万5千㎥とのこと…

 

 

長野市少年錬成センターにもよってみました…

 

展望台があり、そこからは、北アルプスが一望できました…

 

 

ぼんやりと槍ヶ岳(標高3180m)のシルエットが見えました…

 

小鑓も見えます…

 

長野県へ来る前、若かりし頃

 

♪ アルプス一万尺 子ヤギの上で~ ♪

 

と、思い込んでいた自分がいました…

 

信州大学のH先生による、最近の研究では、

この山や穂高連峰は、約180万年前の超火山とのこと…

 

信州の地質はフシギだらけ、

 

最近の動きがとても気になります。

 

🐕「動かざること山のごとし…は、ウソじゃな…」

 

これは、柴犬館長のお言葉ですよ…

 

今日もおあとがよろしいようで…