戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

無事に終わりましたm(__)m

今朝は意外にも晴れ間があり、

観察会を決行することができました。

途中、雨がぱらつき、ひやりとすることがありましたが、

すぐ明るくなり、なんとか昼までもってくれました。

これも、参加者の皆さんの日頃の行いがよいおかげです。

本当にありがとうございますm(__)m

 

 

木々の紅葉や様々な植物の実などを

じっくり観察していきました。

 

 

紅葉がちょうどピークで、様々な色を楽しむことができました。

カエデの仲間では、コミネカエデやカラコギカエデの赤がきれいでした。

 

単色のよさもありますが、

参加者のかたに教えていただいたのは、

個性的なグラデーションのヤマウルシ。

 

お見事です^^

 

木だけでなく、草紅葉もすてきでした。

 

ミヤマガマズミ、ツルリンドウなどの赤い実も存在を主張しています。

 

こちらは戸隠近辺では比較的珍しいチョウセンゴミシ

ブドウの房のような実です。

 

秋とは関係ありませんが、これもびっくり

 

黒い筋が目立つウリハダカエデ

幹にはつるが巻き付いています。

 

この隣の同じくウリハダカエデは、

巻き付かれたつるを

中に取り込みながら成長していました><

執念と言いますか、どちらも強くたくましい・・・

 

今後、どうなってしまうのでしょう・・・

しばらく追いかけてみたいと思います。

 

そんな発見もありながら、

今年度最後の観察会を無事に終えることができました。

 

参加者の皆さん、本当にありがとうございました。

また来年度も、よかったらご参加ください。