戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

師走の始まり…

今朝の視察時風景です 

 

朝日があたる戸隠連峰西岳…

 

美しい…

 

標高4mの場所で生まれ育った自分としては、

 

すぐ近くにこんなきれいな背景の場所にすむことができ、光栄です…

 

寒いのは、ちょっと苦手ですが…

 

 

 

先日、お話にいった地区の記念館には初めてみるアルバムがありました…

 

裾花ダムができて、水没する集落の姿がはっきりと写っていました…

 

昭和42年(1967)の戸隠村で作成したものとのこと…

 

ちょっとした「がさ入れ」… で発見しました…

 

 

 

当館のご本尊である、シンシュウゾウが発見された川下地区の様子…

 

左手を流れる裾花川 集落のほとんどが茅葺き屋根です

 

左手の崖は、ばくちの崖と呼ばれていたそうです(今もあります…)

 

田畑が水没することになってしまい、移転する人も大勢いました…

 

 

 

こちらは、下楡木の集落…

 

裾花川の南側も、下楡木集落の一部だったということです。

やはり、裾花川沿いには水田、一段高いところが集落…

 

その集落の後を通るのが、現在の国道406号線 

 

当時は県道「長野―白馬線」と呼ばれていたそうです…

 

背後の山が、切り立っており、「えっ―どの山?」と不思議な感じ…

 

 

 

昨日、帰りがけにこの地域の写真をとってきました…

 

 

博物館からもこの山が見えるのですが、見る向きによってかなり違います…

 

昔の写真、興味深いです…

 

35年も勤めていましたが、初めてみた写真でちょっとビックリ…

 

探せば、もっと色々出てくるかもしれません…

 

今日のところはこの辺で…