戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

雪の中を調査する若者…

12月1日のことです…

雪の中でしたが、若者と地層の調査に向かいました。

 

 

朝からこんな感じでしたが、

若者は元気なようで、バイクで戸隠へ…

 

🐕「元気は結構じゃが、命を大切に…」

 

 

火山灰をさがしたいとのことです…

 

 

柴犬館長は場所はしっているので、テレパスを受けてスコップで掘りました…

🐕「ここ掘れワン!ワン!…」

 

さすがです… 一発で目当ての火山灰を発見…

 

次の場所へと向かいます…

 

 

🐕「次はここじゃ、ここじゃ…」

 

 

ここにも、泥岩層の間に白い火山灰をみることができました…

 

おや、想定外の出来事が…

 

 

転石の生に大きなシナノホタテが… 見つかります…

 

さすが、戸隠… 化石がいっぱい…

 

 

この崖にも白い火山灰が挟まれていました…

 

火山灰は、地層を追いかけるのに大事な手がかりになります…

 

🐕「これが見つかるか、みつからないかで、大きな違いがあるのじゃ…」

 

同じ時間をあらわしているので、本当に大事です…

 

🐕「よーく、考えよう♪… タフ(火山灰)は大事だよ~♬」

 

そんなメロディーをいつ覚えたのでしょうか、柴犬館長…

 

 

そんな話を今朝したら、逃げてしまいました…

 

残念、尻尾だけの画像に…

 

🐕「やはり、お主は未熟者… おととい、来やがれ…」

 

そんなぁ…

 

 

これは、今朝の夜明けの風景…

 

雪の中でも調査をする若者だけでなく、 

今日は、化石を調べに当館までやってきた若い学芸員とお話をしました…

 

この博物館を舞台に、いろいろな若者が育っていくといいなぁ…

 

🐕「未来は明るいのじゃ…」

 

今日もおあとがよろしいようで…