戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

冬のお仕事

現在 冬のお仕事を進行中

1つは水槽群のリセット作業

(明日もボランティアさんと作業予定)

 

もう1つは

冷凍庫を埋め尽くす毛皮の処理です^^;

 

水槽リセットは残りは120㎝2本 90㎝1本 60㎝2本と

先が見えてきました

 

昨日は両生類が調子よかったのか

親世代が全員でていました(アルビノ♂2 黒♀1)

お母さんのおなかも大きい気が・・・

 

ちなみに2022年生まれの90㎝の子たちは

すでに親に大きさは追いつきました 

スマホアプリで測ったら24㎝ありました(親も同様)

 

しかも

アルビノ♀ 黒♂)

娘(上 アルビノ)のおなかはかなり大きく見えます

(下 黒 お母さんのおなか)

おかあさんのおなかと比べても負けないくらいに見えます

来年はすごいことになっているかも?

 

カエルたちもなんかもぐってたのにでてきてたりします

上松産のヒキガエル 少し黄色っぽい子でかなり大きめ

メスかな?

戸隠産のヒキガエル 右手首から先がなかった子 

さすがに再生されませんね

オスかな?

館の近く 祖山 スリッパに隠れてた子 

2023年生まれの子ですが 冬眠する様子がない^^;

エサ入れたらなくなったし・・・

シュレーゲルアオガエルも 

普段ミズゴケの下にいるのに急に出てきた

 

一方同じアオガエルのモリアオガエルは普段通りに

枝の上やら 壁面にいて

もぐるようなことはしない模様

 

外見はすごく似ているアオガエル同士

飼育下ですら 生活スタイルは違うようです

 

 

そして

皮処理はというと

 

先日 

骨以外の処理を待つリストを数えたら

リストアップされていたものだけで

74個ありました

同一個体のものもあるので

個体数はそれよりは少ないですが

それなりです

この中には剥製予定で止まっているものもあり

それが半分の32個体ほど

ということは 42 が 皮関係のようでした^^;

 

12月にはいったところで少しずつ進行中で

12/3になめし液につけたモノたちは乾燥にはいっていて

これら 5つほどが乾燥中

そして

7個体(11こ)ほどが なめし液に浸かっています

 

42-5-7=30 まだ先は長い・・・

 

それでも合間見つけて ここ数日で 10個体以上終わったので

冬の間で 終われる か 

 

明後日12/17もボランティアさんと作業するし