戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

3月は大雪から…

今朝起きると、標高920mある柴犬館長宅では20㎝ぐらいの積雪です。

 

長野県東部、上田市佐久市では大雪警報が昨晩でていました…

 

上雪と呼ばれる南岸低気圧の影響です。

 

重くて、湿った雪…

 

 

🐕「うーん、弥生になったのに、この雪か…」

 

季節が、また逆走です…

 

標高754mの博物館周辺では、10㎝ほど…

 

 

🐕「標高の高いところほど、つもったのじゃな…」

 

午後はお日様が差し、どんどんと雪は解けてはいます…

 

 

昨日の午後から、青い色の某球団 O選手の結婚のニュース一色…

 

3月になったので、春の企画展の準備を本格的に… 

 

いろいろ資料をあさっていると、

 

昔の写真がいろいろと…

 

これは使えるぞ!

 

 

昭和58年(1983)に完成した、荒倉キャンプ場の能舞台(民舞伝習施設)…

 

その竣工写真でしょう…

 

舞台の背景に紅葉が描かれています…

 

本来の能舞台なら松なのですが、ここでは鬼女紅葉伝説にちなんで

 

紅葉なのだそうです…

 

謡曲「紅葉狩」は、この荒倉が舞台となったとされ、

能や歌舞伎で大ヒット 江戸時代後期から明治にかけてのこと…

 

観光協会の職員のウエディング撮影も行われました…

(このブログでも紹介…2021年8月31日の日記です…)

 

そんな場所の完成記念の写真…

 

他にも郷土資料館だったなごりで、絶滅した農具を

 

おかき、おっきり包丁なども…展示します

 

「戸隠七不思議…」 大地と水からくらしをよみとく…

 

いよいよ、本格的に展示が始まりました…

 

今日もおあとがよろしいようで…