戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

4月14日 自然観察会 暑い…

金曜日から暖かい日が続いています。

 

今日、午後2時30分の博物館の温度計は24℃…

 

長野市街地では夏日になったことでしょう…

 

今朝の視察先の雪山は、もう最後の時を迎えています…

 

「雪山の終わりに柴犬館長と…」  

 

 

🐕「秘書よ、これは、なんのもじりか?… あれか?」

 

そう、最近 ちょっと沼にはまりました…

 

🐕「未熟者… あほか!」

 

閑話休題

 

今日は、晴れの中、地層観察をしました…

 

 

参加者は20名越え…

 

 

戸隠が海だったころの地層や化石を見ながら歩き、考えます…

 

 

なぜ、礫岩がここにあるのか?

 

なぜ、地層がよく見えるのか…

 

そんなことを考えても欲しいし、まず実物に触れてもらうことが先決…

 

保科五無斎先生の教育です…

 

🐕「まず、実物に触れよ、そして考えよ…」

 

 

なぜ、裾花川の谷が深くなったのか…

 

少しでも、子どもたちや

そのお父さん、お母さんと一緒に考えるきっかけになれば…と思います。

 

この時期の野外は、とにかく楽しいです…

 

虫は少ないし、崖がよく見えます…

 

帰去来松(ダムで水没した下楡木集落を記念した松)とその石碑まで行って

その後、昼食…

野外でお昼を食べるのもまた、一興…

 

 

石を割ったり、化石を拾ったり、メノウを探したり…

 

学校の授業とはちょっと違った楽しさがあります…

 

しかし、午後は暑くなりました…

 

熱中症の心配もあるので、早めに切り上げました…

 

 

日影には春の花の一つ、

 

ショウジョウバカマも咲いていました…



博物館のソメイヨシノもようやく花が開き始めました…

 

🐕「来週は、サクラが見頃になりますので、お花見にお出かけ下さい。」

 

今日もおあとがよろしいようで…