今年の夏に行った企画展「水辺のいきもの」で、
展示したかった生き物の一つにカワコザラという
淡水の貝類がいます。
サカマキガイやモノアラガイと同じ巻貝の仲間です。
企画展準備では見つけられなかった生き物でしたが、
ゲンゴロウを飼育している水槽で発見しました。
普段はため池や流れの緩やかな川などの水生植物の葉の裏に張り付いています。
本州、四国、九州、南西諸島など広く分布していますが、
目につかないため、見たことがある人は少ないようです。
自然の中には注意してみないと気付かないものが
まだまだいっぱいありますね。