仕事の合間をぬって、先日の場所へ出かけ、
雲ひとつない青空のもと、戸隠山の写真をとることができました。
やったー! 無事リベンジを果たした満足感でいっぱいです。
雪をかぶった山々をご紹介いたします。
左側の屏風のような岩山の続きは、戸隠連峰です。
西岳、表山、高妻山(長野市の最高峰 標高2,353m)と続きます。
そして中央のスキー場があるのが飯縄山です。
その右に、黒姫山・妙高山と並びます。
これらは、なだらかな山裾をもつのが特徴です。
戸隠は海底が隆起した山、
飯縄・黒姫・妙高は噴火を繰り返した成層火山です。
山の生い立ちの違いがその形に表れているのがわかります。
ビルが立ち並ぶのが長野市街地です。
その背景にある山々との境の急斜面は活断層がつくりました。
海底にたまった地層の隆起、その後の火山噴火、
断層による盆地の急激な落ち込み etc.…
この風景の中には、長野の地質構造発達史が隠されています。
ぜひ、じっくりと眺めてみて下さい。
まだまだ、いろいろな情報が隠されているはずです。
最後に撮影場所をお教えしましょう。松代の地蔵峠からの眺めです。