戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

自然観察会

今日の自然観察会はビオトープづくりです。
今年で3年目。ヒョウタン池をトンボやカエルが集まるビオトープにしていくという計画です。

午前中は、今まで入れていたブロックやプランターを外に出しつつ、子どもたちに池の中にいる生き物を採ってもらいました。

フナ、カエル、幾種類ものヤゴ、マツモムシ、モノアラガイ、トビケラの幼虫など、小さな池なのにたくさんつかまります。

子どもたちはぬれながらも、楽しそうにどんどんつかまえていきます。

その数は、ツチガエルが75匹、ヤゴが71匹と、去年までと比べてかなり増えています。
だいぶ生き物がすみやすくなってきて、ビオトープらしくなってきたようです。


午後は、池にブロックを並べて段差をつくり、砂をいれて植物を植えなおしました。

今までのプランターごと置くのとは違って、かなり自然な雰囲気になりました。

お父さんやお母さんがたの力もたくさんお借りして、何とか無事に作業を終えることができました。
本当にご苦労様でした。