今朝一番にかかってきた電話の内容は
「道路にタヌキが死んでたけど、いる…?」
ためらっているうちに次の電話が、
「床下から獣の声がするんだけど、どうしたらいい?」。
「死にもの」より「生きもの」を選び(ご近所づきあいもありますし^^)
現場にかけつけると、発見されたのは小さな仔ダヌキ。
親からはぐれて、床下の収納庫へ落ちてしまっていたようです。
(死体と仔ダヌキの発見場所は離れているので、親子ではありません)
当館職員にみつかった時点で彼女(メスでした)の運命は決まりました。
「市中引き回しの刑」と私たちが呼ぶ、戸隠の小中学校・保育園めぐりです。
そのかわいらしさには、中学男子もイチコロ*^^*
彼女の今後を検討した結果、博物館は保護・飼育が本業ではないですし、
親からはぐれて間もなくですので、まだ近くに親がいる可能性が高い、
と判断され、今日中に近くへ離すことになりました。
館で簡単に食事と睡眠はとったので、少しは体力も回復したはず。
うまく親と会えることを祈っています。