先日、近くの砂鉢山で定例の登山会がありました。
お天気は上々、緑が爽やかな山を6時間ほどかけて往復しました。
他の参加者の方々とおしゃべりをしたり、
いろいろな植物や山頂からの風景を眺めたりと、
楽しい登山会となりました。
登山会も終盤、登り口の近くに戻って来て、最後の休憩に入った時に、
ちょっとした事件がありました。
一人の参加者の足元から大きな鳥がばたばたと
羽音をたてて飛び立ったのです。
みると、低木と枯れ草のすき間に30センチに満たないほどの空間ができていて、
その中に、白い卵がころころと8個ありました。
この巣の持ち主はヤマドリのようです。
40人ほどの登山者の列が過ぎるまでは親鳥は我慢して巣に留まっていたようですが、
ちょうど休憩になって、たまたま近寄ってきた人に驚いて飛び去ってしまったようです。
「ごめんなさいね。また戻ってきてね」と見えなくなった鳥にみんなで声をかけましたが、
その後どうなったか、ちょっと心配しています。
ついでに、博物館の敷地に落ちていた卵を2つご紹介。
左の青いのはムクドリ、右のまだら模様がスズメです。
それぞれ個性的な色や模様で、見ていて面白いですが、
はたしてどんな意味があるのでしょうか?