戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

これ、これ!

これをこのブログで紹介するのを忘れていました。

職員がどこぞで入手してきた、これ…

一体、何 (’◇’)


長さ40センチ程の、尖った棒…


根元には、切断された跡があります。


そして下側の、色の白い方には細かいザラザラがいっぱい…


なんでしょう?



ヒント1 鰹節の匂いがします。



ヒント2 切り落とさないと危険です。



ヒント3 景気の良い頃、これを釣る芸能人がいました。



ヒント4 魚のある部分です。



答えは… (^_^;)

カジキの吻(くちばし)の部分です。

捕獲した祭、暴れると危険なので、すぐにのこぎりで切断するとのこと…

こまかな突起は骨質鱗と呼ばれます。

歯の先祖といってもよいものです。

世の中、いろいろあって不思議です。

百聞は一見にしかず、という言葉があります。

普段はお見せしていませんが、2月中は特別大サービスで、

これに触れることができます。

匂いもかげます。

ぜひ、職員に声をかけ、見せてもらって下さい。