神城断層地震から10日あまりたちます。
地震後の混乱から立ち直り、冷静にものをみることができるように
なりつつあります。
そうした目でみて、被害を記録していくのも博物館の大事な仕事です。
道路のひび割れが目立つ場所にも、原因があるのでは?
揺れで折れてしまった、神社の石柱にも意味が…?
地震直後から言われていたとおり、被害が集中する地域が見えてきました。
震度6弱の揺れが観測された戸隠でも、ほとんど被害がない地区もあります。
まったく被害のない場所も… 二条 栗田家墓地
ここでも被害はないように見えます 鬼無里 高橋
逆にここでは、墓石の倒壊がめだちます。
このお墓は、どうしてこんなにずれたのか…?
善光寺の北、箱清水周辺でも被害が目立ちます。
城山公民館の屋上から眺めてみました。
青いシートは、おそらく屋根の被害でしょう。
こうした被害の違いの原因が何なのか、とても気になります。
それを解くと、今後の減災につながると思います。
今後の調査で、明らかにしていきたいと思います