戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

企画展 始まりました

春の企画展「戸隠の植物 −春に咲く花々−」

始まりました。

全国32番目の国立公園となる「妙高・戸隠連山国立公園」が3月27日に発足!



そのお祝いも兼ねて、戸隠山で発見された植物「トガクシソウ」を中心に、

これから遅い春を迎え、咲き誇る花々を紹介します。


(↑トガクシソウの去年の花)



トガクシソウは、トガクシショウマとも呼ばれ、

信州大学附属長野中学校や長野市立南部小学校の校章にもなっています。


(↑附属長野中学校:花の形をデザイン)



(↑南部小学校:葉と花をデザイン)


日本海沿いの多雪地域のブナ林に生息します。

長野県を代表する花なのですが、

山形県でも学校の校章になっていることを知りました。

すごいぞ! トガクシソウ!



さすが、日本人が戸隠山で発見し、日本人が研究して、

英語の論文を書いて、学名をつけた花です。

日本の植物学の金字塔とも言える花なのです。


詳しい物語をご覧になりたい方は、ぜひ当館へ!