戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

「犬も歩けば・・・

棒にあたる」、といった一日でした、、、


朝、ボランティアのおじさんの木の片付けのようすを見にいくと、
鳥の羽が散乱しているのを発見。

並べてみると、翼の模様がよりはっきりします。

特徴的な風切り羽の先端のかたちと青色が出ている羽もあって
なかなかきれいです。
冬鳥のシメでしょう。

(↑野鳥の会「フィールドガイド日本の野鳥」より)


この冬はボランティアさんが何羽かはく製用に解剖していたはずなので、
そのときよく見ておけばよかった^^;



午後はご近所にお遣いにでると、
神社の氏子の総会前のおじさんたちに呼び止められ、
地域の古い写真を見さていただきました。

昭和初期の様子だそうで、
集落の裏山がすけすけです^^;
木を資源としてしっかり利用していたということなのでしょう。
写真のインパクトは絶大ですね。


おじさんたちと別れて車に乗ろうとしたら、
今度は家から飛び出してきた3人兄弟(小学生+保育園児)に呼び止められました。
化石の鑑定依頼です^^

どうやらカキのようですね。
「5月まで博物館で展示していいよ」
と言ってもらったので、玄関に置かせてもらうことにしました。


昨日もシカが届きましたし、
色々な人やモノに支えられている博物館としては、
うれしいスタートの新年度です。