戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

ピンクの卵とテングルミ

気持ち悪いと評判のものを一つ

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ジャンボタニシの卵です

 

標準和名はスクミリンゴガイ要注意外来生物)で

飼育し始めて7~8年がたちますが

ここまで卵を産んでくれたのは初めてです

まぁ でも小さいやつらは見当たらないのですが・・・

どこにいったのだろう・・・

 

気持ち悪いよね~とよく言われる卵ですが

 

実はこの卵は水中では呼吸ができないのです^^;

親は水陸両用ですが・・・

 

卵がこれほど目立つのには理由があって

ピンク色の警戒色のこの卵には

神経毒があるらしく

ほとんどの生き物が利用できないそうです

 

ただ唯一ヒアリは食べられるそうですので

この卵に群がるアリを見たら

要注意です!

 

 

お口直しに

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テンの本革のぬいぐるみ

テングルミです

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兄弟(姉妹?)ができました

下の子が弟(妹?)です

 

義眼を凝ったものにし

顔も精悍な感じにしたのですが・・・

 

黒目がちで

丸顔の方が

かわいく見えますね

やっぱり・・・

 

5月に処理した子たちがようやく

落ち着いてきたので

このところちょこちょこと

新たに1F廊下で追加展示されています

 

来館の折には探してみてね