戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

梅雨をのりきれ

6月が終わります。

なんと平成31年から令和元年に切り替わった本年も

半分が過ぎるのです! 早いですね==;

 

雨が多かったこの週末、前線が北上し蒸し暑くなりました。

花壇の植物たちも、これまでの遅れをとりもどすように、

どんどん成長しているようです。

 

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いんげん豆はつるを ぴーーん と伸ばして

巻き付く先を探していました。

 逆逆! 反対側を向いて!

と思わず声をかけたくなります^^;

 

初挑戦のそら豆も、立派に成長しています。

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上向きのさやからついた名前だそうで、

たしかに、大きなさやが天を仰いでいるようです。

 

上昇志向なお二方とは逆に、これから下向きになるのが

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落花生です^^ 今年は栽培2年目。

本当に花の後に茎が地面にもぐっていくのを感動して眺めました。

 

こんな特徴ある豆たちとは一線を画す 堅実な優等生!

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大豆^^

しっかりどっしり構えているようですが、

野生のときは つるだったのを、

縄文の時代から品種改良を続けて、今の姿になったとか。

醤油や味噌、納豆など加工食品でも日々お世話になっていますし、

日本人に一番身近な豆の姿は、人がつくってきた安定感の現れ?

 

じつは、今年初挑戦した豆がもう1種類あります。

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ひよこ豆です。(ひよこの姿に見えますか^^?)

こちらは中東や地中海沿岸ではかなりポピュラーと言われている豆です。

もともと乾燥地帯の豆なので、日本での栽培は難しいとか。

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プランターの中でなんとか育っています。

(水はけがいいように砂利敷きです)

この日本の梅雨をのりきってもらって、

秋の豆の展示に、花を添えてもらいたい! 

と密かなもくろみがありますが、はたして・・・