戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

イモリ推し

この週末7/27(土)は夏まつりです

 

どうやらそろそろ梅雨も明けるかもしれないし

館内飼育のカブトムシもどんどん羽化を始めているし

週末は熱い夏まつりになるかな?

 

そういえば

先日 ボランティアの少年が

プールの某所にたくさんいると

教えてくれたので掬ってみたところ

1アミでとれたものがこちら

(プールは普段開放していません)

f:id:Naturalhistory:20190723150053j:plain

イモリの幼生たち

みんなプールで生まれて

プールで育った子です

 

まだエラが見えていてかわいい><

f:id:Naturalhistory:20190723150104j:plain

えら~

ウーパールーパー状態です

 

この子達

アカハライモリというけれど

まだアカハラになってない

f:id:Naturalhistory:20190723150155j:plain

おなかは白い

もう少し成長するとこの子達もエラが消え

いずれ赤くなるみたいです

 

そして

そのころには上陸し 

山中の湿ったところで土壌生物などを食べて

3~5年は修行する(両生類好きの青年がこう言っていた^^;)そうです

 

そして

水中に戻って色気づけるようになるんだとか

 

今日捕まえた子たちは

今年生まれではなく

去年生まれの子のようで

こうした子が上陸の候補

 

ってことは

大人になるのに5~7年くらいかかるということに

意外とかかる・・・

 

そもそも

イモリさんは寿命も20年ほどあるらしく

結構長生き

 

でも 

この時期は短く

しかも

かわいさは破壊力抜群!

(水槽が傷だらけだったし>< 表現力がおいつかなかったけど・・・)

f:id:Naturalhistory:20190723152524j:plain

(やぁ って感じ)

f:id:Naturalhistory:20190723152516j:plain

(ここは俺に任せろ! って 感じ)

f:id:Naturalhistory:20190723152554j:plain

(おっとっと?)

 

しばし 館内で飼育展示しようかと

入り口近くに水槽を設置中

 

この可愛さは爆死必死!

ご注意を!