戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

この一年を振り返る、柴犬館長!!

昨晩の雪は積もりました。

一気に冬らしい景色に…

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ステンレスの台の上に、10㎝ほどの雪が乗っています。

 

そんな中でも、今日はお客様がちらほらとお見えになります。

北信のs市、中信のm市からの来館だそうな…

この雪の中、ありがとうございます。

生の「ほら貝」でお見送りしました。

 

これで、年末年始の休業となります。

来年は1月4日(土)からの営業です。

この日は、信州旅行に合わせて、ここに来たい!というお客様から

ご予約を承っています。

どうか、無事のご来館を!

 

今年一年を振り返れば、やはり災害の年でした。

台風19号千曲川氾濫は、おおきな教訓になりました。

自然との付き合い方を、もっと学ばないといけないようです。

そんな場になれるよう、先を読んでいきたいです。

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避難所の夜勤の中で、そんなことを考えました。

 

また、野生動物との遭遇が今年は特に多かったです。

 

中でも衝撃的だったのは、この前脚の発見…

柴犬館長との巡回で、キツネが落としていったもの…

なぜ、ツキノワグマの前脚が…

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本当に考えさせられる事件でした。

(詳しくは、9月22日の日記をご覧ください。)

 

そして、一昨昨日に見つけたのがこの写真…

50年以上前の古い本の中にありました。

裾花ダムができる前の、裾花峡のもの…

上流側から、長野方面を撮っています。

 

現在の国道406号にかかる裾花大橋の下に、こんなにも深い谷があるなんて…

考えてもみませんでした。

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普段見慣れた風景が、一気に昔に引き戻されます。

日本百景」に選ばれたのも、この峡谷の迫力なのでしょう。

橋の下には、五色滝も見えます。

「うーん、こんな深い谷だったのか…」

感慨深いものがあります。

 

時代とともに風景も変わります。

そんな動きが一気にくれば、災害となります。

 

「過去の出来事から、現在の様子を深く読み解き、

 そして、未来を予測しよう!災害の被害を少なくしよう!」

 

柴犬館長からの今年のまとめのお言葉をいただきました!

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来年も、精進いたしますので、ぜひ博物館においでいただき、

自然と人の付き合い方を一緒に学びましょう!

 

今年一年、このブログを読んでいただき、

ありがとうございました。