例年になく人が動かないGW
しかし、季節は着実に動いています。
今年の自然のようすもしっかり見ておきたい!
と、出勤途中や買い物途中に近場を車でぶらり・・・
すると案外、
今まで気づかなかったものが見えてきました。
以前から遠目に気になっていた枝垂桜の大木
近くで確認すると、確かに大きくて素晴らしい名木でした!
しかし、花をつけていない枝もあちこちに見られました。
どうやら弱っているようです。
早めに何か対策をしてあげないと、いけなさそうです。
こちらは知り合いから情報をいただいた、やはりサクラの大木
見事!
戸隠の中でも行ったことがないエリアでした。
まだまだ知らないことがあるな~
お隣の芋井地区は、傾斜地を利用してリンゴ栽培が盛んです。
サクラはもちろんきれいですが、
リンゴの花も、かわいらしいです。
農家さんはコロナ予防のために家の中にいる というわけにもいかず
受粉作業の真っ最中でした。
お疲れさまです!
そして部外者がうろうろしていてすみません・・・m(__)m
お昼休みを狙ってカメラを向けたのは、リンゴ畑の木の中に、
ピンク色の花が咲いているものがあったのが、気になったからです。
色が濃くて、枝にびっしり花をつけているようすは、
花桃? とも思われたのですが、
見た目のために、わざわざ接ぎ木をするでしょうか?
後日、ネットを使って調べたところ
受粉用に利用される「メイポール」という品種にたどり着きました。
リンゴは他品種の花粉を付けないと実らないので、
確実に実らせるために手で受粉作業を行うのですが、
蜂の助けを借りることもあります。
メイポールという品種は、もともと小ぶりのリンゴで、
花付きがよく早咲きなので、
受粉用に近くに植えられることがあるそうです。
それをさらに発展させて、
リンゴの木に直接、接ぎ木して、植える場所を節約したようです。
実らせなければ、元の台木の栄養をそれほど使うこともないですし、
理にかなっています。
農家さんの知恵に感心させられました!
おまけ、
最初にご紹介した枝垂桜の近くのお寺のお地蔵様
朝からすてきなお顔に出会い、一日元気をもらいました!
当館の名物ボランティアさんの笑顔にも、どこか似ています^^