戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

かろうじて

一の鳥居苑地で観察会が行われました。

雨の心配がある中、参加していただいた皆様に感謝ですm(__)m

何度か傘を出すこともありましたが、本降りにあわずにすみました。

しかし予定よりも早めに切り上げて戻り、終えることにしました。

 

今年は梅雨寒のためか、開花が遅いように思います。

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ようやく、マツムシソウが1輪咲きだしていました。

 

写真をほとんど撮っていなかったので、以下は下見のときの写真から^^;

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イチヤクソウがそろそろ終わり。

 

つる性のイワガラミが低いところで花を咲かせていて、

よく見られたのはラッキーでした。

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ツルアジサイと似ていますが、装飾花の白いがくが1枚づつなのが特徴です。

ちなみに、参加者のかたにうかがったのですが、

新芽を山菜として食べられるそうです。

 来春やってみよう・・・(*‘∀‘)

 

早く解散した後、有志で30分ほどさらに散策しました。

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ヤマアジサイの花が見ごろでした。

 

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長雨のためか、いろいろなキノコも見られたのですが、

こちらのカバイロツルタケは、食べられるそうです。

 

歩きやすいですし、季節でいろいろな花を楽しめる一の鳥居苑地。

観察会の定番地として、また季節を変えて、歩きたいです。