戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

盛夏!

夏まっさかり!

朝から日差しが痛い・・・!

これは上がるぞ~~~(*_*;

と半ばあきらめ、半ば期待して昼を待つと・・・

 

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百葉箱の温度計が34度を示しました!

この夏最高です。

今日、長野の気象台では36.7度を記録したそうです。

ミンミンゼミやツクツクボウシのけたたましい声が脳に浸みます・・・

 

昨日(柴犬館長の視察とは別に)、近所の田んぼをのぞきました。

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赤とんぼが特にたくさん止まっている田んぼがありました。

(↑たくさんいるように写っていないのが残念><!)

 

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きちんとソーシャルディスタンスをたもっています^^

 

それにしても感心するほど多い数です。

田んぼの水の中に網を入れさせえもらうと、まだヤゴもいました。

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右側が赤とんぼのヤゴで、イトトンボのヤゴやミズカマキリも。

 

いつもの年なら7月中にはほとんど羽化してしまうはずですが、

今年は羽化が遅くなっているようです。

 

日本の古名は「秋津島

秋津はトンボのことなので、「トンボの島」ということになります。

水辺を稲作の場、田んぼとして耕作してきた日本人。

トンボは豊かな実りをもたらす水辺の象徴と言えます!

夏の陽ざしにくらくらしながら、

稲もトンボも頑張れ! とエール^^

 

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夏の花火のようなシシウドの花も、きれいでした^^