戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

大雪なのに、バタバタしていました

昨日からの雪が降り止まず、今日もほぼ一日雪です。

f:id:Naturalhistory:20210218145902j:plain

雪に埋もれる、柵健児の碑

 

除雪の入っていないところで雪を掘ってみると、大したことないなぁ

こんな感じ… 15㎝くらいでしょうか?

f:id:Naturalhistory:20210218150338j:plain

 

 

こんな時、「博物館は開店休業中で、いいよねぇー」とか

言われますが、そんなことはありません。

 

いろいろと雑務があります。

 

除雪車が入った場所以外、

細かい玄関の階段やスロープとかは人力で除雪…

 

脚立に登って、換気扇の2台の掃除を実施…

(トイレの修繕後、換気扇が思った以上に汚れているのを実感、

                    他の部分も清掃中です) 

ほころびたスライドカーテンの修繕、

公用車の点検作業も入りました…

 

また、ガイドブックを作るので戸隠山や化石の写真を貸してほしい、

今度取材にいきたいので、その打ち合わせをしたり、

お昼ご飯を届けてくれる店を紹介してほしい、

対応することが山ほど…

 

おまけに昨日、大事なパソコンが壊れたかのようで、

自動修復モードが無限ループ状態に…

 

これには、真っ青になりました。

 

しまった、静電気かなにかで、PCを壊してしまったかも…(*_*;

 

どうしても治らないので、おそるおそる担当部局に連絡しました。

「すみません、何をしたかわからないのですが、

           いうことを聞かなくなってしまいました」

 

今日、この大雪の中、職員が来て、PCの交換をしてくれました。

「ときどき、あるんですよ、こうした原因不明の故障…」

 

よかった、自分のせいではありませんでした…

ホッとしました。

こうしてブログでも報告できます。

 

そんな中、ご近所のボランティアさんが、試作した藁馬をもってきてくれました。

f:id:Naturalhistory:20210218103252j:plain

ご近所さんに頼まれ、初めてつくったそうです。

 

藁をすぐったりするところから入れると、1日がかりの仕事になります。

いやいや、すごいなぁ 

今年は90歳になるお方なのです…

 

頭が下がります。

 

 

 

こんなブログを書いていたら、

この雪の中、お客様が来館です。

受付、検温している中、もう一人は照明や暖房を入れるために館内を走ります。

 

ビックリです(@_@)!

 

 

この次はご近所の小学校の総合学習の授業の打ち合わせで、

先生が来館します。

 

ねっ、博物館って、

お客様がいない時にも、いろんな仕事をしているのですよ…

 

柴犬館長も、その辺のことをわかって下さいよ…

f:id:Naturalhistory:20210218151738j:plain

 

そんなことは、わからん!

疲れていようとも、毎日の館長視察は、

雪が降っても、手を抜いてはイ・カ・ン!