戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

あとわずか

市内で夏日を記録した昨日、

サクラの開花宣言となりました。

まさか長野で3月中の開花となるとは、

10年前は思いもよりませんでした^^;

 

標高750mの当館の桜はこんなようすです。

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つぼみのピンクが見えました!

着実に開花が近づいています!

 

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八重咲のスイセンはもう咲きそろってきました。

 

さて昨日は汗をかきながら

自宅からほど近い標高1000mの林を散策しました。

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春の妖精 キクザキイチゲが満開!

薄紫色の花がまぶしく輝いていました^^

 

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例年よりも2週間ほど早く春が進んでいる印象です。

去年のような寒の戻りも予報されていませんし、

これは本当にアッという間に夏になるのでは、

と今から恐ろしいです・・・

 

と、そうは言っても、暦はまだ3月。

年度をまたがずに机周りを片付けようと、

ごそごそしていたら、

みつけました・・・

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ハマダンゴムシの自然乾燥標本?です。

体長1.5㎝ほど

記憶が確かなら、去年の2月に上越の浜辺で拾ったものです。

このフォルムに、妙に心くすぐられるのは私だけでしょうか?

片づけをしてよかった!^^

というか、埋もれる前にどうにかしておけ、

と自主つっこみしておきます(-_-;)