戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

いろいろ見てきました!

博物館にいない時間が多かった今週!

 

各方面にでかけ、現場の仕事をこなしてきました。

 

いろいろなものを紹介したく、思います。

 

その1 県歌「信濃の国」4番に歌われる久米路橋…

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昭和8年に作られたコンクリート橋が国の登録有形文化財になった記念で、

テレビ番組で紹介されることとなり、現場でコメントを収録…

 

収録直後、大雨となり、ちょっとビックリ…

 

橋のアーチの部分には鉄平石が張り付けられています。

当時の技術水準を示す、貴重な土木遺産です。

 

この橋が架けられたのも、地質的な背景があります。

 

そして、江戸時代の犀川通船の発展が関わっています。

 

9月19日(日)放送とのこと…

 

 

その帰り、晴れた空のもと、白馬の大雪渓を見ました…

 

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あの雨はなんだったんだ、というような展望…

 

これがよく見えるのも地質学的な背景があります。

 

 

 

その2 戸隠と飯綱を結ぶ道路沿いにある、不思議な建造物群…

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いまだ増殖中です。

 

ちょっと立ち寄ってみました…

 

立派なツリーハウスも完成しています。

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「ハ〇ㇽの動く城のよう…」

 

すごいなぁ、コツコツと作られているようです。

 

 

その3 蓼科山

保科五無斎が、初代校長となったT高校から招かれました。

五無斎のことを話して、とのこと…

 

その高校の3階の窓からみた浅間山

 

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ここは五無斎の故郷です、

この風景を見て、五無斎は育ったんだ、と思うと感無量!!!

 

この学校からは戸隠山も見えるのです。

(以前のブログで紹介… この近くに九頭龍神社があります)

 

その後、天気も良いので、蓼科山の麓まで行ってきました。

 

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戸隠からも見えるこの山、久しぶりに近くで見ました👍

 

そんな風に、あちこちと…

 

館長はお怒りモード…

 

🐕「ワシを放っておいて、秘書ばっか、遊びに行きやがって…」

 

🐕「ずるい!ずるい!ワンワン!」

 

「いえいえ、これも秘書の仕事の内でございます...」

 

🐕「いや、許さん!!!お仕置きじゃ…」

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八つ当たり用の座布団にかみつく、荒れる館長でした…

 

「館長、満開の百日紅でも見て、心を落ち着けて…」

 

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🐕「サルスベリか、サルは我等日本犬の敵じゃ、

    鬼退治では桃太郎に従ったが、

      サルが滑るとは縁起がよい名じゃ…天晴じゃ…」

 

ようやく館長の機嫌が直りました…

 

今日はおあとがよろしいようで…