戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

10月の最終日

午後から気持ちよく晴れました。

館の周囲も紅葉が進み、ドウダンツツジの赤がきれいです。

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昼なのに駐車場に車がほどんどない、、、

 ですが、ご安心ください(←関係者向け^^;)

今日は一階から動けなくなるようなマニアなお客様ばかりで、

濃い一日でした^^

 雪が降る前に一度来たかった、

 こんなに面白いとは想像以上! また来ます!

という、うれしいお言葉をいただきましたm(__)m

 

館内が寒いので、陽ざしに誘われて外に出ると、

案外、花壇にはまだ咲いている花が多いです。

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勝手にはえる、通称 野良アサガオ も健在

青空に映えます。

 

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ぴかぴかのマリーゴールドはチョウにも人気です。

2匹写っているのがわかりますか?

 

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キクの花もちょうど見頃です。

こちらもハナアブやミツバチ、チョウが群れ飛んでいました。

秋は生き物にとって忙しい時期ですね。

冬を前にこのチャンスを逃すな、と言わんばかりです。

 

一方、こちらは越冬準備完了!

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コケの上のカンアオイのつぼみです。

春一番に咲く花は、あとは開くだけ の状態。

葉も常緑で枯れずに越冬するのですが、

傘の下のカエルようで、毎年、冬のお楽しみの姿です。

 

明日からいよいよ11月

冬の足音が近づいてきました。

生き物たちを見習って、越冬準備を進めなければ!