戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

冬、到来!><

12月です。師走です。

一年も終わろうとしております。

 

前から予告はあったのですが、

本当に今朝から寒いです(*_*;

北西からの寒波の影響で、戸隠山はすっぽり雲の中。

南側に位置する陣場平山には

朝降りた霧氷が、昼過ぎまで残っていました。

 

 寒い、寒い・・・

一日、同じ単語ばかり口から出てきます。

しかも、どんより曇っていて、暗い。。。

いやが上にも、冬の到来が意識されます。

 きれいな秋晴れがなつかしい・・・

 

昨日いただいた、テイカカズラの鉢植え。

本来は暖かい地域にはえる、常緑のつる性の植物ですが、

長野市内でも育つと教えてもらいました。

葉が赤くなっているのは、寒さへの対応でしょうか。

ちなみにとがっている葉は戸隠パイナップルです。

今年の冬は冷えるそうですし、

テイカカズラも外に植えずに、パイナップルと一緒に

室内で冬ごしにしようかと思い始めました。

 

そんな中

ボランティアさんと職員が、せっせと草木染を進めています。

一日に一つは染める、というのが目標だそうです。

 偉いな~

 

ヤマブドウの実(ミョウバン媒染)

 絹の布はきれいな明るい紫に染まりました!

(乾いたらちょっと薄くなりましたが)

 

ミズキの枝(鉄媒染)で絹を染めたら、しぶいピンク色に^^

(毎度のことながら、実物はもっときれいです(-_-;))

もともと赤い枝なのですが、黒っぽくなりやすい鉄媒染で、

落ち着いた雰囲気になりました。

 絹のショールなんて、あこがれます~ (*^-^*)

 

落葉や剪定した枝なども活用できるので、

自然や季節の変化を色として残しておくというのが素敵です。

今後も新作を期待しております!