戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

祈りのかたち

この春は、休みというと車でぶらぶら出かけ

探しもの(主に植物)をしていました。

市内であっても初めて行く地区もあり、新鮮です。

 

なだらかな山並みの向こうに、さらに集落が見えます。

奥深いな~~ 信州!

と素直に感心させられます^^

 

集落ごとに石仏や石碑が必ず見られるので、

気になるものがあると、思わず車を停めていそいそ写真撮影。

(不審者感が相当高いです><)

 

頭に馬の頭をのせた馬頭観音

農耕や運搬に馬を頼ってきたからでしょう、出会う頻度が高いです。

 

双体道祖神も集落の出入り口でよくみかけますが、

微笑ましい姿が多く、心惹かれます。

 

こちらはふっくら&面長系^^

 

こんなかわいらしいお地蔵さまも

個人的に、笑顔がボランティアのおじいさんに似ていて

お気に入りです^^

 

昔の人の祈りが、こんな素敵な形をつくり、

さらに現在の私たちにまでその思いが伝わっているのかと

しみじみと感じさせられます。

 

最後にご紹介したいのは、

身近なところに現れた、新しい祈りのかたち

「柵だるま様」です!!

場所は博物館のすぐ近くの柵郵便局

60㎝以上ある大作で、なんと若い職員さんの手作り!

そのクオリティーの高さに

郵便局に行くたびに感心させられます。

 

末永く、柵地区の人々の健康長寿を見守り続けてもらいたいです^^