戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

忙しくても少しずつ

5/31に発見したヒオドシチョウのサナギ

 

いつかえるかと日々観察していたのですが

2週間たってもかえらない・・・

 

まさか みんな寄生されているのか?

 

と 少し心配しながら

出勤した休館日明け

朝見にいくと まだでしたが

昼に行ってみると!

羽化してました

それから

ぞくぞくと羽化

ここ数日寒かったので羽化した子たちもそのまま今朝までいたので

今朝はこんな感じ

10頭以上が 暖かくなるのを待っていました

 

ちなみにヒオドシチョウは

こんなチョウです

 

団体対応して

帰ってくると ほぼ飛び立っていましたが

まだ半分くらい残っているので もう少し楽しめそう^^

 

 

そして

団体たくさんの今週は 時間をみつけて

企画展の準備も進めています

 

今回は クジラ展(※企画展名は一番下の方に) で

資料は 常設展示しているものも多いので

進められるものは限られているのですが

ハクジラ最大のマッコウクジラの骨を並べたり

ヒゲクジラ最小クラスのミンククジラのパネルを天井から釣ったりしました

 

このパネルは骨の動物園でつくったとのこと

ということは 2006年の夏か

 

およそ9mのミンククジラが印刷されているパネルは

180㎝x90㎝のパネル11枚で 9m以上

教室の長さはおよそ9m ーー;

きらないと入りませんでした>< 2006年ものが・・・

 

でも 大迫力です

これで最小クラス・・・やはりクジラはでかい

 

そういえば 某職員がきたのも 2006年だったな~

しかも 面接に来た時

長野市博で開催されていた特別展は骨の動物園だったな~

 

おもえばずいぶん長くいるな~

長いといえば

今回の企画展タイトルも長い

#海だった長野からはクジラの化石が見つかるので現生クジラの標本もあつめてみた

ですので