戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

今日はミステリー…

昨日の夕方、館の側溝にケダモノのご遺体を確認しました。

ヒミズのものです…

 

死因等は不明ですが、仰向けに横たわっていました…

 

大往生か…

 

 

その後を見届けるために放置!

 

 

 

そして、今朝になりました…

 

パラパラっと雨が降ったかと思うと、その後、雨はあがり、

 

柴犬館長との視察です…

 

 

麦の成長を見守る館長…

 

🐕「値段がどんどんあがってるなぁ… 大変じゃ…」

 

その後、しばらく歩くと、こんなものが落ちています…

 

 

カラスの羽… 風切り羽でしょう…

 

🐕「あやつらも換毛期か?」

 

せっかくなので、拾って秘書の麦わら帽子につけよう…

 

 

そして、館長を家に残し、登校すると…

 

重大事件が起こっていました…

 

なんと、ご遺体が動いていたのです…

 

 

側溝の下にあったはずの遺体が、ポーチの上に移動していました、

 

🐕「死んでいなかったのかも、それともこいつはゾンビか???」

 

「戸隠の捜査一課長」との、二つ名をもつ柴犬館長の大胆仮説…

 

真犯人はだれか????

 

これはミステリーです…

 

付近には足跡もつかみ痕もみつかりません…

 

誰の仕業か、不明です…

 

🐕「うーむ、これは大事件じゃ… わしの取仕切る場所で大胆な犯行や…」

 

 

捜査一課長も悩みが多いようです…

 

今後の捜査方針をご指示願います…

 

🐕「ここは、放置じゃ! 犯人は必ず現場に戻ってくるはずじゃ…」

 

今後の推移を見届けようと、放置を続けることに…

 

🐕「みんな徹夜で張り込みじゃ…」

 

それは勤務時間外の労働の強制です、働き方改革にそいません…

 

🐕「それじゃ、解散、今回のホシは逃がす…」

 

それも、なんだかなあ?

 

とりあえず金網をかぶせ、犯人の襲撃を防止することに…

 

🐕「皆の者、小野小町九相図のように、死の本質を見極めよ…」

 

ははっ…

 

今日もおあとがよろしいようで…

 

 

 

おまけのコーナー

 

今日はフランスからの留学生がお見えになり、

この博物館の展示内容にびっくりしていました。

学校教材が新鮮だったようで、日本の教育水準の高さに感動した…と

算数セット、版木、家庭科の掛け図、みるもの、みんな面白い、

ここはすごい、とか語っていたのが、印象に残りました…