戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

本日は文化の日

今朝もモヤモヤしていました

館到着直前の坂でパシャリ

目線の下に靄がたなびく

そこまで標高は高くないんだけどな^^;

 

 

今日は全国的に文化の日

 

博物館は文化施設

そのため 

本日 当館は無料入館日でした^^

 

それなりに来館者もあり

当館を通して

なにかしらの文化に

ふれていただけた

かな?

 

 

11月に入り

気温の低下に伴って

水温も下がり気味

そうすると

いつもと様子が違う生き物も出てきます

 

クロサンショウウオは普段まず姿をみせないのに

先日は見えるところを歩いていました

まるっこい

 

イモリのこどもたちは 

あまり水槽のガラスを登らなかったのに

このところはよく登っています

どちらも越冬場所でも探しているのかな?

 

 

顔見せるけど すぐに隠れるウチダザリガニ

あれ?

なんか様子が・・・

でも

エサをあげたときはまだ動きがあったので

そのままにして通常業務へ

しばらくして再度見に来た時には

・・・逝っていました

 

とりあえず 標本にと

ただいま乾燥中です

 

ここ生まれの立派なメスで

卵も産んじゃう いい子だったのですが

残念・・・

 

特定外来生物のため 補充も大変なので

もっと長生きしてほしかったな

 

そうそう

本日は化石をさがそうの日でもありました

みなさんたくさんお土産を持ち帰っていきました

 

中でも 中身の印象化石 ですが

タテスジホウズキガイが久々に立派でした

 

一番形のわかる正面はピンボケで^^;

館長に未熟者と言われちゃうので掲載せず・・・

 

裏面を軟体部側から撮ったもの

中央がへこんでいる様子がよくわかります

軟体部の接続部も見えます

 

表面を側面より

現生のタテスジホウズキガイよりふくらみが強く

まるっこい感じがしました

 

もっときちんと比較したいな~

と思ったら

現生のものはまだひろえてないかも・・・

 

まだまだ頑張らないといけないものがたくさんあるな~

またまた館長に未熟者と言われそうです