戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

12月14日といえば…

12月14日といえば、昔の人は、まずこれを… 思い浮かべます。

 

赤穂浪士討ち入りの日ですね…

 

元禄時代の出来事ですが、旧暦なのかのしれません。

 

(調べると、1月30日のことだそうです)

 

昭和という時代、この時期、テレビでドラマや映画の放送があり、

秘書は、それで刷り込まれているようです…

 

 

柴犬館長はキョトンとしています。

 

🐶「平成29年の生まれのワシにはなんの話やら…」

 

🐶「ジジイの話は、若者には、さっぱりわからん…」

 

そんなぁ… 日本犬の末裔ではないのですか?

 

🐶「大石内蔵助、大高源吾、堀部安兵衛の話だったかのう…」

 

🐶「山鹿流の陣太鼓に、火消し装束…」

 

なんだ、詳しく知っているではないですか…

 

 

 

閑話休題

 

この芝居で、雪が降った永代橋が出てきます…

 

戸隠では朝から雪降り…

 

降りましたね、館長…

 

🐶「うむ、やはり冬じゃ…」

 

 

🐶「わしが歩いたところに、道ができる…」

 

って、誰かがいってましたよね…

 

 

博物館周辺の様子です…

 

道は大丈夫ですよ…

 

そんな時期、日曜日のイベントに備え、ひっそりと準備が始まっています…

 

撮影に行ったら、もう作業は終了していました…

 

 

🐕「これは、これは… この匂いは米を蒸したものじゃ…」

 

🐕「麹づくりじゃ…」

 

日曜日、この麹を使い、博物館の庭で育てた大豆を使って、味噌づくり…

 

その仕込みです… 布でくるみ、電気毛布にくるんで、保温…

 

🐕「電気毛布って、不思議な名前じゃ…」

 

そういえば、そうですね…

 

布をさがしていたところ、いろいろな古いものが出てきました…

 

 

こじゃれた江戸の手ぬぐいたち… 築地のものですよ…

 

干支や、昔の「魚がし」の文字、ワシや子どもをデザインしたものです。

 

🐕「なんじゃこりゃ…」

 

私の祖母が昭和時代の中頃にとっておいたものです…

 

戦争中のもののない時代の経験で、モノを捨てずに貯蔵しておいたもの…

 

それが処分されるので、ぼろ布の代わりに使うために…

 

🐕「もったいないのう… 面白いじゃないか…大胆なデザイン 

   令和の世の中にも通用しそうじゃ…」

 

平成の若者にも、この楽しさは伝わるようです…

 

今日は、雪が降りましたが、道の雪はとけているようです…

 

おあとがよろしいようで…