このブログの内容は、午前中から計画を練っています。
今日は何にしようかな? 柴犬館長との相談の中で進めます…
今日もそのはずでした…
午後、満開になった当館の標準木からはじまり、
いろいろな妄想を広げようと取材をしていました…
と・こ・ろ・が… 現実はそうはいきませんでした。
博物館実習希望の学生さんが、バイクで来館…
雨に降られてびしょ濡れです…
今日は午後、大物が2つも網に引っ掛かりました…
急遽、内容の差し替えをしないとなりません。
時系列で紹介します。
午後2時30分ごろ 入電
うちの犬と散歩をしていると、化石がたくさん見つかった、
すぐ見に来て、というもの…
イノシシが掘り散らかした土砂の中から立派な化石が…
すごい、これは!
🐕「ここ掘れ、ワン、ワン!」
さすが、日本犬、鋭い感性です…
🐶「御同輩、見事じゃ…」
3時ごろ、化石捜索隊が現場に出かけると、窓口にお客様が…
そして、すごいものを見せていただきました…
昭和54年5月に沢登りで見つけて、持ち帰ったとのこと…
ジュラルミン製で、沈頭鋲が使われています…
まだまだ大きな破片があったが持ち帰れなかったので、
これだけ拾ってきたとのこと
イヤーすごいな、噂には聞いていた伝説の品をはじめてさわりました…
彼は、ジェット機の墜落事件についても調べていました。
当時の新聞記事のコピーをいただきました…
それによると、墜落事故は昭和38年(1963)8月31日のこと…
昼前、米海軍厚木航空基地所属のT-33ジェット練習機が墜落…
2名の乗員は落下傘で脱出…軽傷で、戸隠診療所で手当てを受けたそうです。
その他、高度3000mでエンジンが停止してしまい脱出したこと、
墜落後の機体がバラバラになった現場の写真も掲載されていました。
戸隠キャンプセンター職員がその墜落や落下傘での脱出を目撃したこと、
などもその記事からわかりました。
彼が調べた資料では、T-33練習機は1948年に初飛行のジェット機とのこと。
開発段階のものだったらしく、墜落事件が多かった機体らしいです。
そのため「未亡人製造機」とも呼ばれた、とのお話を伺いました。
いやーもう60年も前の話です… 歴史の証人を触っちゃいました…
🐶「これは、実に面白い…」
🐶「化石といい、ジェット機の破片といい、
戸隠は、まだまだいろんなものが眠っておるな…」
実習希望の学生は、目を丸くして驚いていました…
「夏の博物館実習が楽しみになりました…」
そういいながら、原チャリで帰っていきました。
2時間半、無事にたどりついてほしいです…
今日の午後2時から、本当にいろんなことがありました。