戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

緊急ミッションを敢行

11月もバタバタしているうちにもう明日で終わり

もう今年もあと1か月になろうとしています

 

 

今日は静かだったのと

諸事情(入荷情報)があって

壮大な野望のもと

ヤモリ水槽を作製しました

緊急ミッションの発動です!

 

構想 6か月(寝かせてしまっただけともいう^^;)

材料 

 某所でいただいてきた縦長のガラス水槽(頂き物 0円)

 カブトの幼虫が食べた堆肥 適量(ある意味 0円)

 100均で買ったヒノキの板3枚(330円)

 旧飼育ケースで使っていた枝や流木(0円)

 蛍光灯の固定具8(別の機会で必要だったので購入品 その流用 ある意味0円)

 アクリル板1mm25㎝x25㎝(別の機会で必要だったもののあまり ある意味0円)

 スチレンボード25㎝x48㎝(消耗品として館で保有 ある意味0円)

 グルーガンとスティック2本(消耗品として館で保有 ある意味0円)

 モール1本(頂き物 0円)

 ビニールテープ少々(消耗品として館で保有 ある意味0円)

 ターンテーブル(990円)

  総工費1320円

某所でこの水槽を見かけたときに一目ぼれ

これはヤモリ水槽にぴったり!と思ったのです

それから半年ほど寝かせてしまいましたが^^;

1面はグルーガンで固定しつつ

家の板壁をイメージして はりつけ作成

底材に堆肥を敷き詰めます

すると こんな感じに

蓋は1辺はビニールテープで

他3辺は蛍光灯の固定具でがっちりガード!

 

さらに枝や流木をいれてやると

こんな感じに

こいつはターンテーブルに乗っけてあるので

くるくる回ります

 

そして

背景に黒いスチレンボードを

フタと同じ金具で固定してあるので

はずすと裏からも見られるようになっています

将来的には産卵された様子もみられるかな~

今年は見られなかったし・・・

と思いつつ

ヤモリたちを移動させ

旧飼育ケースの蓋を外すと

びっくり><

元の飼育ケースの蓋の裏には卵が!!!!!!!

産んでましたわ^^;

 

どうも1個はかえって 

もう1個はかえらなかったってことかな?

でも 小さいヤモリはみなかったし いなかった・・・

 

夏場にお腹の卵が消えたな~とは思っていたのだけど

産めずに再吸収 みたいなことを考えてました^^;

産んでたとは・・・

これまでは確認しづらかったからということで・・・

 

このリセットで生存していたのは5個体

Maxは7個体だったはずで

1個体の死亡は先日確認し 骨は回収

もう1個体は骨も残らず消えた模様;;

 

とりあえず 新しい飼育ケースは見やすくなりました

可愛い姿が拝めます

 

ちなみに 11/19にはイモリ水槽もリセットしましたが

こちらは 5個体とも 健在(メス2 オス3)

あいかわらず うちのメスたちはでかかった

左上の2個体はメス それ以外がオス

ただ こちらは見やすくはなってないかも^^;

 

そして120㎝水槽もリセットしたので 只今レイアウト構想中

まだまだ壮大なミッションは今後も発動される予定です