戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

奥社の森 探検秘話…

昨日5月10日、朝の視察時には霜がおりていました… 気温は+3度ほど

 

 

冷え込んだ分、とても良い天気になりました…

 

 

裾花川が侵食した谷間から、北アルプスもくっきりと見えます…

 

 

戸隠山飯縄山も当然、くっきりと見えます…

 

先日の奥社の杜の調査では霧雨でした…

 

こんな天気の中で、調査がしたかった… ちょっと恨めしい…

 

 

しかし、その雨の中の調査でも実力を発揮し、活躍する人もいました…

 

人呼んで「ガラス瓶の女王」

 

こんなところに…という場所で、何かしらのビンを見つけます…

 

今回の成果は…

 

この2本… さすがです…

 

 

一本は、焼酎「万丈」の2合瓶 1954(昭和)29)年に発売されたもの…

 

なんと千葉県流山町で製造されたもの… 戸隠神社に献上されたものなのかな?

 

(この焼酎はその後、進化をとげ、おしゃれな瓶とCMが若者にうけ

 「焼酎貴族」と呼ばれたとか・・・)

 

もう一つは、「サントリーソーダ」の文字…

 

こちらは不明な部分が多いです…

 

ビンの下部には、

 

KOTOBUKIYA」の文字が刻印されています…

 

壽屋」がサントリーに改名したのは、1963(昭和38)年のこと…

 

そのころのものか…と推定…

 

還暦を越えた秘書にも、その存在は記憶にございません…

 

 

🐕「そりゃ、もうボケとるからじゃ… しかたない…」

 

 

今朝は、満開となった藤の花の下で、柴犬館長と記念撮影を…

 

よい時期になりました…

 

長野地方気象台の観測では、本日、長野市内は31.8℃ 

 

これは、全国1位の暑さとなったようです…

 

しかし、博物館の1階の学芸員室は、18℃しかありません…

 

じっとしていると寒いです。

 

時折、外へでて陽ざしを浴びないと、体が冷え切ってしまいます…

 

戸隠へお越しの際は、この寒さを味わいに博物館へもお立ち寄りください…