戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

事件は突然に…

8月2日 穏やかな晴れから始まりました…

 

日差しの強そうな予感はしました…

 

先日見かけた風景を撮影に…

 

 

秋の準備が始まっています…

 

戸隠神社に奉納するソバ畑を取材… 

 

11月の蕎麦献納祭に使うソバ畑…

 

しめ縄が張られ、戸隠山西岳を背景に厳かな雰囲気です…

 

 

飯縄山の火山灰が堆積した斜面にソバ畑があります…

 

背景は荒倉山…

 

 

この山があってこその戸隠…

 

秋に登ろうと誘われていますが、くだりが不安です…

 

柴犬館長のように四駆だとよいのですが…

 

 

そんな穏やかな雰囲気で始まった一日ですが…

 

団体や取材があって、怒涛の一日でした…

 

 

本館で行われている夏季企画展「よみがえる長野のゾウ展」の取材で、

 

戸隠川下の化石発掘現場に行きました…

 

久しぶりのことです…

 

 

当館のご本尊、戸隠小学校5年生の児童が発見した現場に…

 

取材クルーが入りました…

 

 

現場の取材後、クルーと尾根に登ります…

 

この道は、発見者の通学路…

 

 

その尾根からは、対岸の山がよく見えます…

 

坪山の集落があるのがわかります…

 

あそこは、中世から江戸時代の松代へと続く街道です…

 

山里の一つ一つに自然と歴史的な意味があります…

 

 

ゾウの下あご化石が見つかった礫層の中から、

取材に同行したアナウンサーがメノウの石ころを発見…

 

🐶「もっているなぁ、彼女…」

 

この取材を企画した張本人です…

 

この博物館の開館以来、いろいろとお世話になっています

 

8月18日午後に放映されるそうです…

 

人と人のつながりが、この山奥の博物館を支えています…

 

奇跡的な発見でできた山奥の博物館…

 

ぜひ、ご覧ください

 

この取材の際中、博物館やその周辺では、大事件が勃発…

 

詳細は書けませんが、嵐のような一日でした…