こんな大量のカブトムシの幼虫は見たことありません。その数、なんと280匹以上!館の近くにお住まいのおじさんが、田んぼに撒くために作っていた堆肥の中にいました。当館の自然観察会で使う目的で譲っていただきました。
カブトムシの幼虫はすごい大食漢で、成虫になるまでに丼ぶり3杯分ほども堆肥を食べるのだそうです。栄養が悪い(エサが少ない)と、小さなカブトムシになってしまうので、エサ用の堆肥も分けていただきました。夏まであと4ヶ月ほど、どんなカブトムシが出てくるか、今から楽しみです。
ちなみにカブトムシは1年しか生きられない昆虫で、秋に卵から孵化(ふか)して、大きな幼虫(3令幼虫)に成長して冬を越します。今日いただいた幼虫は、昨年の秋に産卵されたものです。