昨日、地層観察(地質屋さんは巡検と呼ぶ)に出かけました。長野市の周辺では海の底につもった、さまざまな地層を観察することができます。昨日は裾花層と呼ばれる、昔(700〜600万年前)の火山噴火によってできた地層(凝灰岩)を中心に観察しました。最後に大きな崖を観察していたら、ちょっとした岩陰に、コアシナガバチの女王が巣作りを始めていました。その上に目をやると、スズメバチの仲間(おそらくキイロスズメバチでは?)の巣が4つも同じ岩陰に作られていました。地質屋(地層を調べるヒト)には興味深い崖ですが、ハチたちにとってはとても住みやすい崖なのでしょうね。
白矢印の部分にスズメバチの巣跡がある
おそらく4年にわたって使われている岩陰(スズメバチの巣跡が4つ見られる)
巣作りをはじめたアシナガバチの女王