戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

うりぼう

漢字で書くと瓜坊です。イノシシの子どもで、背中の模様が瓜(うり)に似ているのでそう呼ばれるようです。まだ小さく、歯が生え始めたばかりなので、この春生まれた子供でしょう。このくらいのサイズのままでいてくれれば、非常にかわいらしくて良いのですが、大きくなると鼻でほじくり返して畑を荒らすので、農家の人たちには厄介な存在です。この“うりぼう”は、博物館の近くで車にはねられていたそうなので、この辺りでもイノシシが繁殖しているようです。